庭木の害虫・病気のサイン|チャドクガ・カイガラムシ等の対処
「庭木の葉が急に食べ尽くされた」「葉に白い粉のようなものが付いている」「幹に小さな穴が開いて木くずが落ちている」——こうした変化は、害虫や病気のサインかもしれません。放っておくと木が弱り、枯れてしまうこともあります。この記事では、岡山県全域で庭木の手入れに対応する岡山伐採センターが、庭木に多い害虫・病気の見分け方と対処・予防のコツを解説します。気になる木があれば、現地見積もりは無料ですのでお気軽にご相談ください。
庭木の害虫・病気は「サイン」で早めに気づく
害虫や病気は、早く気づいて対処するほど被害を小さく抑えられます。日ごろ庭木を見るときは、次のようなサインがないかを意識してみてください。
葉が食べられて穴だらけになっている、葉が急に減った、葉に白い粉や黒いすすのような汚れが付いている、枝や幹に白い粒や殻のようなものがある、幹の根元に木くず(おがくずのような粉)が落ちている、全体的に元気がなく枯れ枝が増えた——これらは害虫や病気が関係していることが多いサインです。特に気温と湿度が上がる初夏から夏は、害虫の活動が活発になる時期なので注意しましょう。
庭木に多い害虫と対処のポイント
チャドクガ(毒のある毛虫)
ツバキ・サザンカ・チャなどのツバキ科の木につきやすい毛虫で、一般的に5〜6月と8〜9月ごろの年2回発生するとされます。最も注意したいのは毒針毛です。触れると皮膚がかぶれて激しいかゆみが出ることがあり、毒針毛は風でも飛ぶため、直接触れていなくても被害に遭うことがあります。見つけても素手で触ったり、棒で払ったりしないでください。毒針毛が舞い散り、被害が広がります。まだ幼虫が小さく葉に集団でいるうちに、葉や枝ごと処理するのが効果的です。作業する際は肌を出さない服装で、風上から近づくようにしましょう。数が多い場合や高い枝の場合は、無理をせず専門業者に相談するのが安全です。
カイガラムシ
枝や葉に、白い粉状・茶色い殻状の小さな虫が付着します。樹液を吸って木を弱らせるほか、排泄物にカビが繁殖して「すす病」を引き起こす原因にもなります。数が少なければ、使い古しの歯ブラシなどでこすり落とせます。数が多い場合や殻が硬い場合は薬剤も検討しますが、風通しの悪い環境で増えやすいため、剪定で枝を透かして予防することも大切です。
テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)
幹や根元に穴が開き、そこからおがくずのような木くず(フラス)が出ていたら、テッポウムシの可能性があります。カミキリムシの幼虫が幹の内部を食い進み、放置すると木が空洞化して弱り、倒れやすくなることもあります。穴を見つけたら専用の殺虫剤を注入するなどの対処がありますが、内部の被害は外から分かりにくく、気づいたときには弱っていることも少なくありません。大きな木でぐらつきが出ている場合は、倒木の危険もあるため早めの点検をおすすめします。
庭木の病気のサインと考え方
葉が白い粉をまぶしたようになる「うどんこ病」は、カビが原因で、日当たりや風通しの悪い環境で発生しやすい病気です。葉や枝が黒くすすけたように見える「すす病」は、カイガラムシやアブラムシの排泄物にカビが繁殖して起こるため、原因となる害虫を減らすことが根本的な対策になります。いずれも、枝が混み合って風通しが悪いと悪化しやすいのが共通点です。枯れ枝が目立つ、葉の色や量がおかしいといった変化は、木からの「調子が悪い」というサインととらえ、早めに原因を確認しましょう。
予防の基本と、木が弱ってきたときは
害虫・病気の予防でまず効果的なのが、剪定で枝を適度に透かし、日当たりと風通しをよくしておくことです。混み合った枝を整えるだけでも、害虫がすみつきにくく、病気も広がりにくくなります。剪定の時期や頻度については庭木の剪定の頻度と最適な時期もあわせてご覧ください。
一方で、被害が広範囲に及んでいる、木の内部まで傷んで弱っている、高い木や大きな木で作業に危険がともなう、といった場合は、無理にご自身で対処せず専門業者に任せるのが安全です。木の状態によっては、手入れ(剪定)で回復を図るか、弱って倒木の危険がある木は切ることを検討するか、判断が分かれます。その見極め方は庭木を伐採するか剪定するかの判断基準で解説しています。岡山伐採センターでは、剪定から危険な木の対応まで承っていますので、剪定のサービスもご確認ください。