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切り株の処理方法|枯らす・燃やす・抜くの注意点と抜根の目安|岡山

切り株の処理方法と伐根・抜根|岡山伐採センター

木を切ったあとに残った切り株を、どう片付ければよいのか。「薬で枯らせばいい」「燃やせば早い」「ドリルで穴をあけると腐る」など、いろいろな方法を耳にして迷っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、岡山県全域で伐採・剪定・伐根を手がける岡山伐採センターが、切り株の処理方法をひとつずつ比べながら、自分でやる場合に確認しておきたい法令やルール、業者に抜根を頼んだほうがよい目安を整理します(2026年10月時点の情報です)。

切り株の処理方法は大きく5つ

切り株の処理とは、伐採後に地面に残った幹の根元(根株)を、そのまま残すか、枯らすか、取り除くかを決めて片付けることです。方法は大きく分けて次の5つがあり、「株そのものをすぐに取り除けるのは掘り起こす方法だけ」という点がいちばん大きな違いです。

方法 株は無くなるか 主な注意点
そのまま朽ちるのを待つ 時間がたてば崩れていくが、いつ無くなるかは読めない ひこばえ(新しい芽)や虫・キノコが出ることがある
除草剤(農薬)で枯らす 枯れても株は残る 農薬登録の有無とラベルの使い方を確認。周囲への飛散に注意
穴をあけて腐らせる 株は残る(崩れていくのを待つ) 効果や期間の目安を示した公的な資料は見当たらない
燃やす ― 廃棄物の焼却は法律で原則禁止。火災の危険もある
掘り起こして抜く(抜根) 無くなる 根は見た目より広い。掘った根と土の処分が必要

どの方法が合うかは、切り株のある場所の今後の使い道しだいです。人が立ち入らない庭の奥なら、無理に処理しないという判断もあります。賃貸住宅の庭や借りている土地の切り株は、どの方法を選ぶ場合も、手を付ける前に大家さんや管理会社に相談してください。放置した場合に起こりやすいことは、切り株を放置するとどうなる?伐根・抜根が必要な理由と費用で詳しくまとめています。

除草剤で切り株を枯らすときに確認すること

除草剤で切り株を枯らす場合は、買う前に「農薬登録のある除草剤か」を確かめ、使う前にラベルに書かれた対象と使い方を確認することが出発点です。

除草剤には2種類ある

農林水産省は、除草剤には「農薬登録のある除草剤」と「農薬ではない(登録されていない)除草剤」の2種類があると説明しています。登録のある除草剤は「農作物や樹木・芝・花きなどの栽培・管理のために使用される除草剤」で、家庭菜園やガーデニングも含まれます。一方、登録されていない除草剤は、道路や駐車場など、農作物や樹木・芝・花きなどの栽培・管理以外の目的で使うもので、「このような除草剤をこれらの栽培・管理に利用することは、法律で禁止されています」とされています(出典:農林水産省「除草剤の販売・使用について」)。

見分け方も同じページで案内されています。登録のある除草剤は容器・包装に農林水産省の登録番号が記載され、登録されていないものは「農薬として使用することができない」旨が表示されています。庭の切り株に使ってよいかどうか迷う場合は、購入前に販売店やメーカーに確認しておくと安心です。

ラベルの使い方に「切り株」の処理が載っているか

農薬登録のある除草剤でも、製品ごとに使える対象や使い方(量・濃度・時期など)が決められています。ラベルの使い方に切り株や樹木への処理が載っていない製品は、切り株には使わないでください。農林水産省も、使用する際には「必ず容器・包装に記載されている使用上の注意事項等を確認し、遵守しましょう」と呼びかけています。

住宅地では飛散に気をつける

農薬取締法にもとづく「農薬を使用する者が遵守すべき基準を定める省令」第6条では、住宅や学校、公園などの敷地とそれに近接する土地で農薬を使うときは、「農薬が飛散することを防止するために必要な措置を講じるよう努めなければならない」と定められています。農林水産省のページでも、散布は無風または風が弱いときなどに行うこと、事前に周辺の住民に目的や日時を知らせることが挙げられています。

隣の家の生垣や家庭菜園、ペットの通り道が近い場所では、とくに慎重に判断してください。

枯らしても切り株は残る

除草剤は根を枯らして新しい芽が出るのを抑える目的の方法で、切り株そのものを消すものではありません。駐車場や花壇にしたいなど、その場所を平らにして使いたい場合は、枯らしたあとでも掘り起こす作業が必要になります。

✓ 農薬登録のある除草剤か(容器の登録番号)
✓ ラベルの使い方に切り株・樹木への処理が載っているか
✓ 量・濃度・時期をラベルどおりにできるか
✓ 隣家や菜園、水路に薬が飛んだり流れたりしないか

穴をあけて腐らせる方法はどうか

切り株にドリルで穴をあけたり、表面に切れ込みを入れたりして、水分や菌が入りやすくし、朽ちるのを早めようとする方法が紹介されることがあります。ただ、どのくらいで朽ちるのか、どれだけ早まるのかを示した公的な資料は、当コラムでは見つけられませんでした。

朽ちる早さは樹種や太さ、湿り気によって大きく変わります。切り株が崩れてくる途中では、キノコが生えたり、虫が寄りついたり、足を取られやすくなったりすることもあります。時間をかけてもよい場所に限って選ぶ方法、と考えておくのがよいでしょう。

切り株を燃やすのはおすすめしない理由

切り株や掘り起こした根を燃やして片付ける方法は、法律で原則禁止されている「廃棄物の焼却」にあたるおそれがあり、火災の危険も大きいため、当社はおすすめしていません。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条の2は、「何人も、次に掲げる方法による場合を除き、廃棄物を焼却してはならない」と定めています。例外は、法律で定められた処理基準に従って行う焼却などのほか、同法施行令第14条で、災害の予防や応急対策のための焼却、風俗慣習上や宗教上の行事のための焼却、農業・林業・漁業を営むためにやむを得ない焼却、「たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であつて軽微なもの」などが定められています。違反した場合は、同法第25条で「五年以下の拘禁刑若しくは千万円以下の罰金」(またはその両方)と定められています。

岡山市も、野外焼却(いわゆる野焼き)は法律で禁止されており、例外にあたる場合でも炎や煙、臭いなどで周辺に悪影響を与えないようにする義務があると案内しています(出典:岡山市「自宅でゴミを燃やしたり、たき火をしてもいいのですか?」)。太い切り株は火がつくと長く燃え続け、根を伝って火が残ることも考えられます。切り株や根は燃やさず、ごみに出せる太さに切り分けるか、処分を業者に依頼する方法を選んでください。燃やしてよいか迷う場合も、自己判断で火をつけず、事前にお住まいの市町村の担当窓口や消防署に確認してください。

自分で掘り起こせるのはどんな切り株か

自分で掘り起こせるのは、幹が細く、周りに建物や配管、ブロック塀が無い切り株に限られると考えてください。地面から出ている部分の下では、太い根が四方と深さ方向に伸びていて、株の直径よりかなり広く掘り下げないと抜けないことがほとんどです。

自分で掘る前に確認したいこと

✓ 近くに水道管・ガス管・排水管などが埋まっていないか(位置が分からなければ、掘らずに相談する)
✓ ブロック塀や建物の基礎のすぐそばではないか
✓ 掘った根と土を処分する方法が決まっているか
✓ 長時間の前かがみ作業で体を痛めないか

根を途中で切って無理に引き抜こうとすると、周りの塀や地中の配管を傷めたり、腰を痛めたりすることがあります。少しでも不安があれば、手を付ける前に相談したほうが結果的に安く済むこともあります。

掘り起こした根や切り株はごみに出せる?

根や切り株をごみとして出せるかは、市町村ごとのルールと太さで決まります。岡山市の場合、「木・根っこ」は可燃ごみで、「太さ直径12cm以下(角材の場合は8cm以下)にして、有料指定袋にいれて出してください」とされ、「これより大きなものは市では収集していません」と案内されています(出典:岡山市「分かりにくい資源・ごみの分別区分[か行]」/2026年10月時点)。

太さ12cm以下に切り分けられる細い根なら可燃ごみとして出せますが、切り株は太いことが多く、そのままでは出せない場合がほとんどです。岡山市以外にお住まいの方は、お住まいの市町村の分別ルールを確認してください。剪定枝や伐採木の処分方法は庭木の剪定枝・伐採木の処分方法|自分で捨てる場合とプロに頼む場合で比べています。

業者に抜根を頼んだほうがよいケース

次のような場合は、自分で処理しようとする前に業者に相談するのがおすすめです。

✓ 駐車場・花壇・物置など、その場所を平らにして使う予定がある
✓ 幹の太い切り株で、手で掘るのは難しそう
✓ 建物やブロック塀、配管の近くにある
✓ 刈っても刈っても新しい芽が伸びてくる
✓ 掘った根や土の処分まで任せたい

岡山伐採センターの伐根・抜根では、重機(ユンボ等)が入る場所では効率よく根株を掘り起こし、入れない狭い場所では手作業で根を取り除きます。抜根後は穴を埋め戻して整地し、掘り起こした根や残土の処分まで一括で対応しています。作業の内容は岡山の伐根・抜根|切り株の撤去・整地までのページでご紹介しています。

抜根の料金の目安

抜根(幹の太さ別)/1本あたり 料金の目安(税込)
細い(直径〜30cm) 5,000円〜
中(直径30〜50cm) 10,000円〜
太い(直径50cm以上) 25,000円〜(要現地見積り)

表の金額は抜根1本あたりの目安です。掘り起こした根や土の処分費、重機の使用料は、量や作業内容に応じて現地でお見積りし、お見積りに含めてご提示します。金額は根の広がりや本数、重機が入れるかどうか、処分する量によって変わるため、現地を確認したうえでお見積りをお出しします。最新の料金と付帯作業の料金は料金・明朗会計の約束のページをご確認ください。現地調査・お見積りは無料です。

切り株の処理でよくあるご質問

Q. 木の伐採と一緒に抜根まで頼めますか

A. はい。伐採と同時にご依頼いただければ、伐採・抜根・整地をまとめてご相談いただけます。

Q. 以前に除草剤を使った切り株でも抜根してもらえますか

A. ご相談ください。使った薬剤の名前や時期が分かれば、お問い合わせの際にお知らせください。現地で株の状態を確認したうえでご説明します。

Q. 切り株を残したまま、上に土をかぶせてもよいですか

A. 見た目は平らになりますが、株は地中に残ります。あとで駐車場や物置を置くと、地面が沈んだり、掘り直しが必要になったりすることがあります。その場所を使う予定があるなら、埋める前に抜根を検討してください。

処理方法はその場所の使い道で選ぶ

切り株の処理方法には「そのまま待つ」「除草剤で枯らす」「穴をあけて腐らせる」「燃やす」「掘り起こす」の5つがあり、このうち株そのものをすぐに取り除けるのは掘り起こす方法だけです。除草剤は登録とラベルの確認、燃やすのは法律で原則禁止されている廃棄物の焼却にあたるおそれ、ごみに出すなら市町村の太さの基準、という点を押さえたうえで、その場所をこれからどう使うかで選ぶのが失敗しない考え方です。

岡山伐採センターは岡山県全域に出張し、切り株の掘り起こしから穴の埋め戻し・整地、根や残土の処分までまとめてお引き受けしています。抜くか残すかを決めかねている段階でも、現地を見てご説明します。

出典:農林水産省ホームページ「除草剤の販売・使用について」(https://www.maff.go.jp/j/nouyaku/herbicide.html)。本記事では、このページの内容を要約・編集して紹介しています。

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