切り株を放置するとどうなる?伐根・抜根が必要な理由と費用|岡山
木を伐採してもらったあと、地面に残った切り株をそのままにしていませんか。「いずれ朽ちてなくなるだろう」と考えて放置されるケースは多いのですが、切り株は土に接した木材が残っている状態なので、シロアリや腐朽菌が寄りつきやすく、樹種によっては切り株から新しい芽が伸びて元の状態に戻ってしまうこともあります。この記事では、岡山県全域で伐採・剪定・伐根を手がける岡山伐採センターが、切り株を放置するとどうなるのか、撤去する「伐根・抜根」が必要になるのはどんなときか、費用は何で決まるのかを整理して解説します。
伐採しても「切り株」は残る
伐採は、地際で幹を切り倒すところまでの作業です。標準的な伐採では地中の根や地面から出ている切り株は残ります。作業後の庭を見て「思ったより株が大きい」「根が地面に張り出していて気になる」と感じる方が多いのは、このためです。
切り株を残すか撤去するかは、その土地をこれからどう使うかで決まります。奥まった場所にあって邪魔にならないのであれば、無理に撤去しないという判断も十分あり得ます。一方で、次に挙げるような状態に当てはまる場合は、早めに撤去を検討したほうが結果的に手間も費用も抑えられます。
切り株を放置すると起こりやすい4つのこと
1. シロアリなどの害虫が寄りつきやすくなる
公益社団法人日本しろあり対策協会は、シロアリについて「雑食性昆虫で、加害力の強烈な昆虫ですので、木柱、まくら木、木柵、杭木などの木材のほか、生きた樹木や農作物、プラスチック・ゴム類、繊維類、皮革類をも加害します」と説明しています(出典:日本しろあり対策協会「どんなものを加害しますか?」)。
切り株は、土に接したまま木材が残り、しかも枯れて水分を含みやすい状態です。当社が現地でうかがう限りでも、こうした株は虫が入り込んでいることが少なくありません。切り株があるだけで必ず建物が被害を受けるわけではありませんが、建物の近くに切り株がある場合は、放置せず撤去しておくほうが安心です。
こんなときは特に注意
✓ 母屋やウッドデッキ、物置から数メートル以内に切り株がある
✓ 株の周りが常に湿っていて日当たりが悪い
✓ 切り株を掘らずに土をかぶせて埋めてしまった
2. 腐朽菌が入り込みキノコが生える
切り株にキノコが出ているのを見かけたことはないでしょうか。あれは木材を分解する菌(腐朽菌)が繁殖しているサインです。菌そのものが直ちに家屋を傷めるとは限りませんが、株がスカスカに朽ちて崩れると、足を取られて転倒する危険が出てきます。小さなお子さんや高齢のご家族が出入りする庭では、見過ごせないポイントです。
また、朽ちて崩れかけた切り株は、掘り起こす際に根がボロボロと分断されるため、しっかりした株よりもかえって撤去に手間がかかることがあります。「そのうち朽ちるから待とう」という判断が、必ずしも省力につながるとは限りません。
3. ひこばえが伸びて元の木に戻る
切り株から細い枝が何本も伸びてきた、という相談もよくいただきます。これは「ひこばえ(萌芽)」と呼ばれるもので、根が生きているために起こる現象です。林野庁の資料でも、里山ではコナラ、クヌギなどの広葉樹を対象に「20~30年程度の間隔で伐採と萌芽による更新を繰り返し」てきたことが紹介されており、広葉樹が伐採後に切り株から再生する性質を持つことがわかります(出典:林野庁「里山林の広葉樹循環利用のすすめ|里山林の薪炭や、きのこ生産資材としての利用」)。
森林の更新では利点となる性質ですが、庭では話が別です。放っておけば数年で以前と同じような高さまで戻り、また伐採を頼むことになります。伸びるたびに刈っても根が生きている限り繰り返すため、「もう生やしたくない」という場合は、根ごと撤去する伐根・抜根がもっとも有効な方法になります。
4. 草刈り・土地活用の妨げになる
切り株が残っていると、草刈り機の刃が当たるため周囲だけ手作業が必要になり、毎回の管理がひと手間増えます。地面から張り出した根に足を取られることもあります。
さらに影響が大きいのが、土地の使い道を変えるときです。駐車場にする、花壇や物置を置く、家庭菜園にする、建物を解体して更地にする——こうした場面では、地中に根が残っていると整地の妨げになります。「そのときになってから」と考えていると、工事の日程に伐根が割り込んで慌てるケースもあります。土地の利用予定があるなら、伐採と同じタイミングで抜根まで済ませておくとスムーズです。
切り株を撤去する「伐根・抜根」とは
伐根・抜根は、伐採後に地中へ残った切り株や根を掘り起こして撤去する作業です。岡山伐採センターでは、重機(ユンボ等)が入る場所では効率よく根株を掘り起こし、重機が入れない狭い場所では手作業で丁寧に根を取り除いています。抜根後は穴を埋め戻して整地し、掘り起こした根や残土の処分まで一括で対応します。
「以前どこかで伐採してもらい、切り株だけが残っている」という状態からのご依頼も承っています。伐採からご相談いただければ、伐採→抜根→整地までを窓口ひとつで進められます。詳しくは岡山の伐根・抜根|切り株の撤去・整地までのページもご覧ください。
自分で切り株を抜くのは難しい?
直径が数センチ程度の細い株であれば、スコップとノコギリで対応できることもあります。ただし、地上に見えている切り株は根全体の一部にすぎません。太い根が横にも下にも広がっているため、掘る範囲は株の見た目よりずっと大きくなります。
実際にご自身で試された方からは、「半日掘っても抜けなかった」「途中で根が切れて残った」というお話をよくうかがいます。無理に引き抜こうとして腰を痛める、周囲のブロック塀や埋設された水道管・ガス管を傷つけるといったリスクもあります。
薬剤で枯らす方法もありますが、農薬は使用できる場面や方法が製品ごとに定められているため、必ず容器や袋の表示に従って使う必要があり、効果が出るまでに時間もかかります。株が太い場合や、住宅・配管が近い場合は、はじめから業者にご相談いただくほうが結果的に安全です。
伐根・抜根の費用は何で決まるのか
伐根・抜根の費用は、主に次の4点で変わります。
✓ 根の大きさ(幹の直径が太いほど根も広く深い)
✓ 本数(同時に複数株を撤去するとまとめやすい)
✓ 重機が入れるかどうか(入れない場所は手作業になり時間がかかる)
✓ 処分する量(掘り起こした根と残土の量)
岡山伐採センターの料金の目安は次のとおりです(いずれも税込・最低価格の目安)。
抜根の料金目安
✓ 細い株(直径〜30cm):5,000円〜
✓ 中くらいの株(直径30〜50cm):10,000円〜
✓ 太い株(直径50cm以上):25,000円〜(要現地見積り)
このほか、伐採材・枝葉の処分は軽トラ1台分5,000円〜、重機・高所作業車の使用は作業内容により別途申し受けます。現地調査・お見積りは無料です。作業を進める中で追加が必要になった場合も、必ず事前にご説明し、ご了承をいただいてから進めますので、ご確認いただかないまま金額が変わることはありません。
伐採からご依頼の場合の費用も含め、料金の全体像は料金表のページにまとめています。上記の目安は掲載時点のものですので、最新の料金は料金ページをご確認ください。
切り株を撤去したほうがよいケース・急がなくてよいケース
早めに撤去をおすすめするケース
✓ 母屋や物置など、建物のすぐ近くに切り株がある
✓ ひこばえが毎年伸びてきて、刈っても止まらない
✓ 駐車場・花壇・菜園にするなど、土地の使い道が決まっている
✓ 解体や外構工事の予定があり、更地にする必要がある
✓ 人が通る場所にあり、つまずく危険がある
急がなくてもよいケース
✓ 庭の奥や斜面など、人が立ち入らない場所にある
✓ 針葉樹などでひこばえが出ておらず、当面その土地を使う予定がない
判断に迷う場合は、現地を見てご説明します。撤去しないという結論になっても構いませんので、まずはご相談ください。
お住まいの地域の伐根・抜根はこちら
市内の対応事例や作業の進め方は、地域ごとのページでご紹介しています。
・岡山市の伐根・抜根|切り株を根ごと撤去し土地を活用
・総社市の伐根・抜根|切り株の撤去から整地まで一括対応
よくあるご質問
Q. 切り株1つだけでも来てもらえますか
A. はい、切り株1つからご依頼いただけます。岡山県全域へ出張していますので、まずはお気軽にご相談ください。
Q. 掘り起こした根や土はどうなりますか
A. 掘り起こした根や残土の処分まで一括で対応します。作業後は穴を埋め戻して整地しますので、後片付けのためにお客様が別の業者を探す必要はありません。
Q. 何年も前に切った古い切り株でも抜けますか
A. 対応できます。年数が経って朽ちている株は、掘り起こす際に根が分断されやすく手間がかかることもありますので、現地で状態を確認したうえでお見積りをお出しします。
Q. 竹が生えている場所でも同じように抜けますか
A. 竹は樹木と違い地下茎が横に広がるため、考え方が変わります。詳しくは竹の伐採はなぜ難しい?地下茎と再発を防ぐ駆除のポイントをご覧ください。
切り株のご相談は岡山伐採センターへ
切り株の放置は、シロアリや腐朽菌、ひこばえ、土地活用の制約といった形で、時間が経つほど扱いにくくなっていきます。逆にいえば、土地の使い道がはっきりしているなら、伐採と同時に抜根まで進めてしまうのが最も無駄がありません。
岡山伐採センターは岡山県全域に出張し、伐採から伐根・抜根、整地、処分までを一括で承っています。「この株は抜いたほうがいいのか」という段階のご相談でも構いません。現地調査・お見積りは無料です。