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COLUMN

金木犀は植えてはいけない?大きくなりすぎた木の伐採と費用|岡山

金木犀の伐採・剪定・抜根|岡山伐採センター

秋になると甘い香りで季節を知らせてくれる金木犀(キンモクセイ)。その一方で、インターネットでは「金木犀は庭に植えてはいけない」という言葉もよく見かけます。植えて何年もたち、思った以上に大きくなった金木犀を前に、「切ってしまってもいいのだろうか」と迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、岡山県全域で伐採・剪定・伐根を手がける岡山伐採センターが、「植えてはいけない」と言われる理由を公的な資料で確かめられる特徴と照らし合わせながら、大きくなりすぎた金木犀を剪定で残すか、伐採・抜根するかの考え方と費用の目安を整理します(2026年10月時点の情報です)。

金木犀はどんな木か|資料で確かめられる特徴

まず、金木犀がどのような木なのかを、自治体が発行している資料で確認しておきます。

岐阜県大垣市の資料では、キンモクセイはモクセイ科モクセイ属の常緑の中木で、原産地は中国、樹高は3m〜6m、花は9〜10月に咲くオレンジの小さな花で強い芳香があり、実は雄株のため結実しない(実がならない)とされています。あわせて、生長はやや遅いこと、空気が汚れていると花のつきが悪いといわれていることも書かれています(出典:大垣市「誕生記念樹の育て方」(大垣市ホームページ掲載・PDF))。

東京都杉並区の広報紙「みどりとひと」でも、中国原産で3〜6mになる常緑小高木と紹介されています。雌雄異株で、日本には江戸時代に雄株だけが入ったため実が見られないこと、萌芽力が強く丈夫なこと、そして春のジンチョウゲ、初夏のクチナシとあわせて「三香木」と呼ばれ、強い香りは魔除けの花と言われて寺や神社に植えられることも多いようだ、という紹介もあります(出典:杉並区公式ホームページ「みどりとひと」No.181(PDF))。

東京都の井の頭恩賜公園の「花便り」も、10月頃にオレンジ色の芳香のある花をたくさんつけ、風に乗って周囲一帯に優しい香りが漂うこと、日本には雄株しかないため実がつかないことを紹介しています(出典:東京都建設局 井の頭恩賜公園「花便り」令和6年10月16日号(PDF))。

なお、分類の呼び方は資料によって「常緑中木」「常緑小高木」「常緑高木」などと分かれます。どこまで大きくなるかは、植えた場所や手入れの頻度によっても変わります。

「金木犀は植えてはいけない」と言われる主な理由

「植えてはいけない」という言葉には、はっきりした決まりや根拠があるわけではありません。よく挙がる理由を、上の資料で確かめられる特徴と並べると、次のようになります。

よく挙がる理由 資料で確かめられること 考え方
大きくなる 樹高3〜6m。生長はやや遅い 植えてすぐではなく、年月をかけて窓や隣地に迫ってくる
香りが強い 強い芳香(大垣市)。風に乗って周囲一帯に優しい香りが漂う(東京都) 好みは人それぞれ。寝室の窓の前や隣家の近くでは気になる人もいる
一年中茂る 常緑。萌芽力が強く丈夫 目隠しになる反面、手入れをしないと枝葉が込み合う
縁起が悪い 魔除けの花と言われ、寺や神社に植えられることも多いという紹介がある 縁起の良し悪しは当社が申し上げることではありません

反対に、日本の金木犀は実がならないため、実が落ちて地面が汚れる、実を目当てに鳥が集まる、といった心配はほとんどありません。こうして見ると、「植えてはいけない」の多くは、植えた場所と大きさが合わなくなったときに困るという話だと分かります。広さに余裕のある庭で、定期的に手入れができるなら、長く大切に育てる楽しみ方もあります。

大きくなりすぎた金木犀は剪定・伐採・抜根のどれを選ぶか

大きくなりすぎたからといって、切るしか道がないとは限りません。これからその場所をどう使いたいかで、選ぶ作業が変わります。

香りは楽しみたい、大きさだけ抑えたい=剪定

木そのものに不満がなく、高さや張り出しだけが気になる場合は、剪定で大きさを整える方法があります。ただし、切る枝や時期によっては、翌年の花が少なくなることがあります。どの枝をどこまで切るかは木の状態と、花をどれだけ残したいかで変わるため、剪定のご相談として、現地で木を拝見したうえでご提案します。

手入れを続けられない、場所を空けたい=伐採

家の壁や窓のすぐそばで枝が当たる、隣地や道路にはみ出している、高齢になって毎年の手入れが難しい、空き家や相続した家で管理する人がいない、といった場合は伐採が選択肢になります。高さが3mを超えるような金木犀は、枝を少しずつ切り下ろしてから幹を切るなど、周りを傷つけない段取りが必要です。大きくなった庭木を伐採するときの流れは、岡山のシマトネリコ・コニファー伐採|大きくなりすぎた庭木の撤去でもご紹介しています。

なお、切るかどうかを決めるのは木の持ち主です。借家や借地の庭にある金木犀は、持ち主がどなたか(家主さん・地主さんか、ご自身か)を契約内容とあわせて先にご確認ください。相続した家をご家族で共有している場合も、ご家族のあいだで話がまとまってからのほうが安心です。お隣の金木犀の枝が境界を越えてきて困っている場合は、ご自身の判断で切る前に、まず木の持ち主にご相談ください。越境した枝や根についての民法のルールと進め方は、隣家から越境した枝は切っていい?で解説しています。

駐車場や花壇にしたい、芽が出てきたら困る=伐採+抜根

地面すれすれで切っても、根は土の中に残ります。萌芽力が強いとされる木なので、残った切り株から芽が伸びてくる可能性もあります。その場所に駐車場や物置、花壇などをつくる予定があるなら、伐採と同時に根ごと掘り起こす伐根・抜根までまとめて検討するのがおすすめです。抜根後は穴を埋め戻して整地し、根や残土の処分までお引き受けしています。

金木犀の伐採・抜根の費用の目安

岡山伐採センターの料金ページに載せている目安のうち、金木犀でよくかかわる行を抜き出すと次のとおりです(税込。伐採・剪定・抜根は1本あたり、処分は1本あたりではありません)。金木犀は3〜6mほどになることが多いため、伐採では「中木」か「高木」の行がひとつの目安になります。

作業内容 料金の目安(税込)
伐採・中木(3〜5m)/1本あたり 8,000円〜
伐採・高木(5〜7m)/1本あたり 15,000円〜
剪定・中木(3〜5m)/1本あたり 6,000円〜
剪定・高木(5〜7m)/1本あたり 12,000円〜
抜根・細い(直径〜30cm)/1本あたり 5,000円〜
抜根・中(直径30〜50cm)/1本あたり 10,000円〜
伐採材・枝葉の処分(軽トラ1台分) 5,000円〜

上の表は一般的な目安で、木の太さや本数、作業場所の広さ、建物や塀との距離、処分する枝葉の量によって変わります。重機や高所作業車を使う場合は作業内容により別途かかります。抜根後の整地や、根・残土の処分の費用も、お見積りに含めてご提示します。現地調査・お見積りは無料で、追加が必要な場合も必ず事前にご説明してから進めます。

自分で切る前に考えておきたいこと

背丈ほどの小さな金木犀なら、ご自身で切る方もいらっしゃいます。一方で、脚立に乗っての作業や、太い幹をのこぎりで切る作業には、転落や、切った枝・幹が思わぬ方向に倒れる危険があります。枝葉がよく茂る常緑樹なので、切ったあとの枝葉の量が想像より多くなることもあります。家や隣家の近くの木、高さが3mを超える木は、無理をせずご相談ください。

花の時期まで待ってから切ってもいい?

急ぐ理由がなければ、最後の花を楽しんでから伐採の日取りを決める方もいらっしゃいます。ただし、枝が隣家に触れそう、傷んで傾いているなど危ない状態なら、花の時期を待たずに早めにご相談ください。枝が電線に触れている・触れそうな場合は、まず電力会社(中国電力ネットワーク)へご連絡ください。電線の近くの木については、電線・隣家・道路に近い木の伐採でご説明しています。

金木犀は「植えた場所との相性」で判断する

金木犀は、樹高3〜6mほどになる常緑の木で、強い香りと実がならない性質をもっています。「植えてはいけない」と言われるのは、主に大きさや香りが植えた場所と合わなくなったときです。香りを楽しみたいなら剪定で大きさを整え、手入れが難しい・場所を空けたいなら伐採、その場所を使うなら抜根まで、という順に考えると迷いにくくなります。

岡山伐採センターは岡山県全域に出張し、金木犀の剪定・伐採から抜根、枝葉や根の処分までまとめてご相談いただけます。残すか切るかを決めかねている段階でも、現地を見てご説明します。

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