庭じまいの進め方と費用|庭木の撤去から整地までの手順|岡山
「庭の手入れがもう体力的に難しい」「子どもたちは庭を使わないし、そろそろ整理したい」——岡山県内でも、こうしたご相談が年々増えています。庭木を全部片付けて、これ以上手がかからない状態にすることを「庭じまい」と呼びます。ただ、いざ始めようとすると、どこまで撤去するのか、切り株はどうするのか、誰に頼めばいいのかで手が止まってしまう方が多いところです。この記事では、岡山県全域で伐採・伐根・剪定を手がける岡山伐採センターが、庭じまいの進め方と費用の考え方、後悔しやすいポイントを整理して解説します。
庭じまいは「全部更地にすること」とは限らない
庭じまいという言葉から、庭をまっさらな更地にする作業を思い浮かべる方が多いのですが、実際のご依頼はもっと幅があります。共通しているのは「これ以上、手入れに追われない状態にする」という目的のほうです。
実際にいただくご相談は、おおむね次のような形に分かれます。
庭じまいの主なパターン
✓ 庭木をすべて撤去して、砂利敷きや駐車スペースにしたい
✓ 大きくなりすぎた木だけを整理して、低い木と地面は残したい
✓ 相続した実家の庭を、売却や解体の前にひととおり片付けたい
✓ 手入れが必要な木を減らし、雑草も含めて管理の楽な状態にしたい
どれを選ぶかで作業の範囲も費用も変わります。ですから、最初に決めるべきなのは「全部やるか、やらないか」ではなく、この庭を今後どう使うのかです。ここがはっきりすると、残りの判断はほとんど自動的に決まっていきます。
着手前に決めておく3つのこと
1. 跡地の使い道
車を停めたいのか、物置を置きたいのか、しばらくは何も置かず砂利や防草で管理を楽にしたいのか。使い道が決まっていると、切り株まで抜く必要があるか、地面をどこまで平らにするかが決まります。逆に「とりあえず木だけ切っておこう」と使い道を決めずに進めると、後から根が邪魔になって二度手間になりがちです。
2. 残す木があるかどうか
記念樹や、家の目隠しになっている木は、切ってしまってから戻すことができません。「全部すっきりさせたい」という気持ちで進めた結果、夏に西日が直接入るようになった、道路から家の中が見えるようになった、というご相談を受けることもあります。1本ずつ、残す理由があるかを口に出して確認してから決めるのがおすすめです。伐採か剪定かの判断に迷う木があれば、庭木を伐採するか剪定するかの判断基準もあわせてご覧ください。残すと決めた木は、この機会に樹形を整えておくと以後の手入れが楽になります(剪定)。
3. 切り株を残すか抜くか
伐採は、地際で幹を切り倒すところまでの作業です。標準的な伐採では地中の根と地面から出ている切り株は残ります。庭の隅で邪魔にならないなら残すという判断もありますが、駐車場や物置に使うのであれば抜いておく必要があります。切り株を残したときに何が起きるかは切り株を放置するとどうなる?伐根・抜根が必要な理由と費用で詳しく解説しています。作業の内容は伐根・抜根のページをご覧ください。
ツツジや南天など、庭の低木を根っこから抜く作業の中身は、岡山で庭木を根っこから抜くにまとめています。
庭じまいの進め方(5つの手順)
手順1|庭にあるものを書き出す
まず、庭にある木・生垣・植え込みを紙に書き出します。木は「高さがどのくらいか」「幹の太さは手で握れるか、両手で回らないか」の2点をメモしておくと、見積もりの話が早く進みます。正確な数字でなくて構いません。写真を数枚撮っておくと、電話でのご相談でも状況が伝わりやすくなります。
あわせて、手入れが必要になっている下草や雑草の範囲も見ておいてください。木を撤去したあとは日が入るようになるため、それまで日陰で伸びなかった場所に草が出てくることがあります。草の処理も含めた考え方は草刈りの最適な時期と頻度にまとめています。
手順2|残すもの・撤去するものを分ける
書き出したものを「残す」「撤去する」「迷っている」の3つに仕分けます。迷っているものは無理に決めず、そのまま現地調査のときに相談してください。実際に見てみると、想像よりも簡単に処理できる木もあれば、隣家との距離の関係で手順を変える必要がある木もあります。
手順3|伐採・伐根・整地・処分をまとめて見積もる
ここが庭じまいでいちばん大事なところです。木を切る費用だけを比べても、総額は分かりません。切った木の搬出と処分、切り株の撤去、掘った穴の埋め戻しと整地まで含めて、はじめて「庭が片付いた状態」になります。見積もりは必ず、この一連の作業をまとめた形で出してもらってください。
当社では、伐採から伐根・抜根、整地、処分までを一括で承っています。現地調査・お見積りは無料です。
手順4|搬出経路と作業日を確認する
意外と見落とされるのが、切った木をどこから運び出すかです。車両が庭の近くまで入れるかどうかで、作業の手間は大きく変わります。家の裏手だけ狭い通路しかない、というお宅では、人力で運ぶ距離が長くなる分だけ時間がかかります。また、隣家に近い木がある場合は、作業日を近隣にお伝えしておくとお互いに気持ちよく進みます。
手順5|跡地の仕上げを決める
木と根を撤去したあと、地面をどう仕上げるかを決めます。掘り起こした穴を埋め戻して平らにならすところまでは、伐根の作業に含めてご案内しています。そのうえで砂利を敷く、防草の処置をする、駐車場として舗装する、といった仕上げをご希望の場合は、それぞれ別の専門工事になります。当社が承るのは木と根、それに伴って出るものの撤去までですので、そこから先の工事をお考えの場合は、その予定も含めて事前にご相談ください。
庭じまいの費用は何で決まるか
庭じまいの費用は「庭の広さ」ではなく、作業の中身を積み上げて決まります。当社の料金の目安は次のとおりです。
| 作業内容 | 料金の目安(税込) |
|---|---|
| 伐採 低木(〜3m)/1本あたり | 3,000円〜 |
| 伐採 中木(3〜5m)/1本あたり | 8,000円〜 |
| 伐採 高木(5〜7m)/1本あたり | 15,000円〜 |
| 抜根 細い(直径〜30cm)/1株あたり | 5,000円〜 |
| 抜根 中(直径30〜50cm)/1株あたり | 10,000円〜 |
| 付帯作業(1本・1株あたりではありません) | |
| 伐採材・枝葉の処分(軽トラ1台分) | 5,000円〜 |
| 現地調査・お見積り(岡山県全域) | 無料 |
※ 7m以上の大木の伐採、直径50cm以上の切り株の抜根は、いずれも要現地見積りとなります(それぞれ30,000円〜/25,000円〜が目安です)。剪定の料金や重機・高所作業車を使う場合の考え方も含め、ほかの作業の料金は料金・明朗会計の約束のページにまとめています。
あくまで一般的な目安です。木の状態や現場の条件(重機が入れるか、隣家との距離など)によって変動しますので、正確な金額は現地を確認したうえでご提示します。
総額が変わりやすいポイント
✓ 木の本数と高さ(高くなるほど作業の難度が上がる)
✓ 切り株を抜くかどうか、抜く株の太さ
✓ 搬出経路(車両が近くまで入れるか、人力で運ぶ距離があるか)
✓ 処分する木や枝の量
✓ 隣家・電線・塀との距離(分割して切る必要があるか)
庭じまいのように複数の作業をまとめて依頼する場合は、1回の出張と搬出でまとめられる分、効率が上がります。木を切る日と切り株を抜く日を別々に頼むより、まとめてご相談いただくほうが結果的に無駄が少なくなります。
どこに頼めばいいか迷ったときの考え方
庭じまいは、じつは複数の業種にまたがる作業です。どこまでを誰に頼むのかが分かると、見積もりを取る相手も決めやすくなります。
作業と担当の目安
✓ 木の伐採・切り株の撤去・整地・草刈り・出たものの処分、残す木の剪定 … 伐採業者(当社の範囲)
✓ 新しく木や草花を植える、庭をデザインし直す … 造園の範囲
✓ ブロック塀・コンクリートの土間・門柱などの構造物の撤去 … 解体・外構工事の範囲
✓ 建物ごと解体して土地を売る … 解体工事の範囲(木の撤去は先に済ませておくとスムーズ)
木が多い庭であれば、まず木を片付けてしまうほうが、そのあとの工事の見通しが立てやすくなります。解体や造成の予定がある場合は、地中の根を先に撤去しておくと後工程が進めやすいため、その順番でご相談いただくことが多いです。
庭じまいで後悔しやすい3つのこと
1. 木を切る費用だけで比べてしまう
「1本いくら」の部分だけを見て決めると、処分費や切り株の撤去が含まれておらず、あとから金額が積み上がることがあります。比べるときは、処分まで含めた総額で比べてください。当社では、事前にご提示した内容で作業し、追加が必要になった場合も必ず事前にご説明してご了承をいただいてから進めます。
2. 切り株を残したまま次の工事に進んでしまう
木を切っただけで満足してしまい、駐車場にしようとした段階で根が出てきて工事が止まる、というのはよくある流れです。跡地の使い道が決まっているなら、伐採と同時に抜根まで進めてしまうほうが無駄が少なくなります。
岡山市内で切り株の撤去をお考えの方は「岡山市の伐根・抜根」のページで、土地活用や解体・造成の前に行う抜根についてご案内しています。
3. 出た木や枝の処分を自分で抱え込んでしまう
切った木や枝は、想像よりもかさばります。軽トラック1台分では収まらないことも珍しくありません。ご自身で処分される場合の方法と向き不向きは庭木の剪定枝・伐採木の処分方法にまとめていますので、判断の材料にしてください。
庭じまいについてよくいただくご質問
Q. 何本からお願いできますか
A. 1本からで結構です。庭全体をまとめて片付けたいというご依頼も、大きくなりすぎた1本だけというご依頼も、どちらも承っています。
Q. 遠方に住んでいて立ち会えないのですが
A. ご事情に応じて対応しています。県外にお住まいで岡山の実家の庭を管理されている方からのご相談も多くいただきますので、まずは状況をお聞かせください。
Q. 庭石や物置も一緒に片付けてもらえますか
A. はい、現場に残った残置物の搬出・処分にも対応しています(残置物処分)。一方で、ブロック塀やコンクリートの土間、門柱といった構造物の撤去は解体・外構工事の範囲になります。品物の大きさや量によって扱いが変わりますので、現地でご要望をうかがったうえで、対応できる範囲をはっきりお伝えします。
Q. どの季節に頼むのがよいですか
A. 庭じまいは通年で承っていますが、落葉樹は葉が落ちている時期のほうが枝の見通しがよく、片付けも楽になります。ただし、倒れそうな木や隣家に迫っている木がある場合は、時期を待たずに早めにご相談ください。
庭じまいのご相談は岡山伐採センターへ
庭じまいは、木を何本切るかという話に見えて、実際は「この庭を今後どうしたいか」を決める作業です。使い道が決まってさえいれば、どこまで撤去するか、切り株を抜くかどうかは自然に決まります。決まっていない段階でも構いませんので、まずは庭の状況をお聞かせください。
岡山伐採センターは岡山県全域に出張し、伐採から伐根・抜根、整地、処分までを一括で承っています。1本だけのご依頼から、庭全体の片付けまで対応可能です。現地調査・お見積りは無料です。
相続した実家の庭を片付けたい方は「空き家の庭木放置で起きる5つのトラブルと対策」もあわせてご覧ください。放置した場合に起きやすいことを整理しています。